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診療案内
虫歯 (むし歯)
虫歯は徐々に進行していく病気です。虫歯を作る細菌により歯を溶かしたり、場合によっては歯に穴があく状態が虫歯となります。
どんな症状?
初期の虫歯では自覚症状があることは少なく、症状なく経過するのがほとんどです。
中程度の虫歯になると、冷たい水がしみたり、時々痛みを感じるという症状を認めます。
さらに進行し、重度の虫歯になると歯の神経まで虫歯が達してしまい、我慢できないくらいの強い痛みが続きます。
最後には歯の大半が虫歯により崩れたり、歯の根っこの先に病巣を作ったりしてしまいます。
虫歯の治療法についてはこちら
初期〜中程度の段階であれば、虫歯になってしまっている部分を削り、コンポジットレジン(プラスチックの歯科材料)で修復したり、金属やセラミックなどで出来ている一部分もしくは全体を覆う被せ物を使い治療します。治療には通常1〜3回の通院が必要です。
重度の虫歯になり、歯の神経まで達してしまっている場合には、歯の神経を取り除く処置を行い、被せの土台を作り、金属やセラミックなどで出来ている被せ物をします。治療には通常4〜7回の通院が必要です。
歯の根っこの先に大きな病巣が出来てしまっている場合や歯の大半が崩れてしまっている場合には、病巣の除去を行います。虫歯の細菌が深くまで侵入してしまっている場合には最悪、抜歯を行わなければならないときがあります。治療の回数は症例により様々です。
歯周病
歯周病とはお口の中にいる細菌が毒素を出し、歯ぐきの腫れ、出血や歯を支える骨を溶かす病気です。そのほとんどの人が、症状があまりなく進むことが多いため、怖い病気です。日本国民(成人)の約半数が罹っていると言われています。
どんな症状?
初期の症状としては、歯ブラシの際に時々歯ぐきから血が出るくらいで、痛みを伴わない場合がほとんどです。ですので、ご自身が歯周病であることが非常に分かりにくい病気です。
中程度まで進行してくると歯を支える骨が、徐々に喪失し、歯ぐきがよく腫れる、少し歯が揺れる、歯ぐきが下がってきたなどの自覚症状が出てきます。
重度の歯周病まで進行しますと、歯を支えている骨がほとんど喪失してしまい、強い痛み、日常的に歯ぐきが腫れている、歯ぐきから膿が出る、歯が激しく揺れるなど多くの自覚症状が出るようになります。
歯周病の治療についてはこちら
歯周病は歯周病を引き起こす細菌による病気です。治療はこの細菌をコントロールしていくことが重要になります。
初期の歯周病は、細菌の住まいである歯石の除去などを行い、適正なブラッシング方法をお伝えし、ご自身に行っていただくことで改善していくのがほとんどです。
中程度の歯周病は、初期の歯周病の治療+歯ぐきの奥深くにいる細菌を、専用の器具で除去したり、薬剤で消毒などの処置をします。
重度の歯周病は、中程度の歯周病の治療+喪失した歯を支える骨の再生治療を行います。
あまりに重度の場合には、深い部分にいる細菌の除去とともに歯そのものの抜歯が必要なことがあります。
歯のクリーニング
食べて歯についたもの(歯垢)や、歯や歯ぐきに悪影響をあたえる細菌の塊である歯石が歯についていたり、タバコのヤニ、コーヒー・紅茶などの歯への着色を認める場合に必要となります。当院ではきれいになった後も3〜6ヶ月に一度クリーニングを行うことをお勧めさせていただいております。
歯石や着色を放っておくとどうなるの?
歯石は虫歯や歯周病の原因となる細菌の住まいとなるので、虫歯や歯周病になる可能性が高くなります。また、着色は長い期間放置すると色素が歯の内部に入り込み、落ちにくくなることがあります。
まずは、ご自身の気にされている部分をお聞きし、お口の中の状況を確認します。その後、現在のお口の状態を説明させていただき、お一人お一人に合ったクリーニングプランを提案させていただきます。
歯石が気になる方は、歯石除去をメインとしたプラン
着色が気になる方は、着色の除去をメインとしたプラン、など
無痛治療
無痛治療とは、歯の治療を行う際はもちろん、治療前の麻酔の段階から、痛みを最小限に行う歯科治療を指します。当院では、全ての歯科治療に対し無痛治療を心掛けております。
【効果は?】
非常に炎症が強い場合等を除き、70〜90%の患者様で効果を得ております。
※非常に炎症が強い場合は、麻酔薬が炎症部分に薄められてしまい、麻酔の効きが悪くなります。
痛くない麻酔の具体的な方法は?
当院では、少しでも痛みが出る可能性がある治療に対しては、事前に患者様にお伝えし、麻酔をさせていただいてよいか確認致します。痛みの原因部位に確実に麻酔を行うことにより痛くない治療を実現致します。
- 麻酔は、針を刺す部分に、必ず事前に表面の麻酔を行います。
- 表面の麻酔が十分に効くのを待った後、極細の針・電動の麻酔機を使用し麻酔を行います。
- 麻酔の際に、いくつかの痛くない麻酔のためのテクニック(企業秘密!)を駆使し、麻酔を行います。
歯がなくなった場合の治療法
歯を失った部位の骨に、チタンの金属を 埋め込み、人工の歯を作る方法です。
利点
周囲の歯に負担をかけずに歯を補うことができます。ご自身の歯と、ほぼ同程度の咬みやすさを得ることができます。
欠点
歯を抜くときと、同程度の外科処置が必要になります。 自費診療のみとなる治療法です。
抜いた歯の周囲の歯を削って、連なった被せを被せる方法。
利点
比較的咬みやすく、取り外しの必要がありません。 ご自身の歯に近い咬みやすさを得ることができます。
欠点
咬む力がかかった時には、周囲の歯にかかる負担が大きく、歯を弱らせる原因となります。
失った歯の部分に、人工の歯と歯茎を置き、周囲の歯に金属をひっかけ固定する方法。
利点
歯がなくなったほとんどの場合に使用可能です。
欠点
審美性が悪く、引っ掛けている歯に負担がかかり、歯を弱らせる原因となります。 多数の歯を失った場合、咬みにくいことがあります。 入れ歯を装着したり、外したりする必要があります。
インプラント治療
インプラント治療とは、歯を失ってしまった場合に、歯の根っこの代わりとなる金属(主にチタン)で出来た土台を骨に埋め込み、人工の歯を作っていく治療方法です。1〜数本の場合でも全部の歯を失った場合でも選択可能な治療法です。
歯を失った場合に、最もご自身の歯に近い状態に回復できる治療法の一つです。
具体的な治療方法は?
- 歯を失ってしまった部分を執刀医が実際に確認し、歯ぐきの状態・噛み合わせなどを診察します。また、骨の状態を正確に確認するためにCT撮影を行います。これらの資料を元に、お一人お一人に最適なインプラントの治療プランを検討します。
- 診断の結果およびインプラントの治療プランを患者様にお伝えし、分かっていただくためにカウンセリングを行います。
- カウンセリングの結果、当院でのインプラント治療を希望されれば、インプラント治療を開始させていただきます。
インプラント治療にはインプラントの種類によって様々な方法が存在しますので、ここでは最も一般的な方法をご紹介します。
- 1次手術
歯を失ってしまった部分の歯ぐきに切開を加え、必要最小限の穴を骨にあけ、フィクスチャーと呼ばれるインプラントの一部を骨に埋め込みます。
最後に切開を加えた歯ぐきを縫い合わせて終了です。 - インテグレーション
インプラントのフィクスチャーが骨と結合するのを待ちます。
(通常2〜6カ月) - 2次手術
1次手術で埋め込んだフィクスチャーにアバットメントと呼ばれるインプラントの一部を接続します。 - 最終的な被せのための型取り
最終的な被せを作るための型取りを行います。 - 被せの装着
出来上がった最終的な被せを装着します。
インプラント処置は以上ですが、インプラントは人工物であるためお口の環境が悪いと、問題が出やすいものなので、治療後は3〜6カ月に1回の定期健診が必ず必要となります。
※その他、治療期間を短縮する方法もありますのでご相談下さい。
親知らずの抜歯
親知らずとは、20歳前後に生えてくることが多い、お口の一番奥の8番めの歯を指します。現代人は顎が小さいことがほとんどで、きちんとした位置に生えてくることが少なくなっています。
【親知らずの問題点は?】
きちんとした位置に生えてこなかった場合、歯みがきが難しく、歯ぐきの腫れや虫歯になったり、噛み合わせが悪くなる可能性があり、お口の中のトラブルの原因となることが多いです。
親知らずの抜歯方法について
しっかりと痛くないように麻酔を行った後、必要に応じて歯ぐきに切開を加え、歯を細かく割って抜きます。抜き終わった後は、切った歯ぐきを縫い合わせて終わりとなります。治療回数は抜糸、消毒などで約3〜4回かかります。
治療時間の目安
簡単な親知らず抜歯 10〜20分
難しい親知らず抜歯 30〜50分
※全ての親知らずで歯ぐきに切開を加えたり、縫ったり、また歯を細かく割るわけではありません。必要な場合は事前に必ずお伝えします。
※非常に困難な親知らず抜歯の場合、大学病院などに紹介をさせていただく場合もありますので、あらかじめ御了承お願い致します。
歯のホワイトニング
ホワイトニングとはご自身の歯を削らずに、歯の色を白くする方法を指します。患者様一人一人に対し、最適な方法や薬剤を選択し、組み合わせたりして治療を行います。
ホワイトニング方法について
(1)オフィスホワイトニング
医院に来ていただき、歯の表面に薬剤を塗り、特殊な光をあててホワイトニングを行います。効果は直後より現れます。
通院回数 2〜3回
所要時間 1時間程度/1回
(2)ホームホワイトニング
まずは医院で薬剤を入れるマウスピースを作らせていただきます。お渡しする薬剤をご自宅でマウスピースに入れていただき、歯にはめてホワイトニングを行います。効果は徐々に現れます。
ホワイトニングの期間 通常3〜4週間
(3)トータルホワイトニング
お一人お一人の状態を確認し、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを最適に組み合わせて行います。最も効果があるホワイトニング方法となります。
通院回数やホワイトニングの期間はお一人お一人異なります。
顎関節
頭の骨と下あごをつなぐ関節部分に痛みや音などの症状や、口を開けたり閉めたり、物を噛んだりするときの筋肉に痛みなどの問題が起こる症状を総称して、顎関節症と言います。
症状は?
主な症状は、
- 耳の穴の前辺りにある頭の骨と下あごをつなぐ関節部分で口を開け閉めするとカクカク、コリコリのような音がする。
- 口を開けると関節部分に痛みがある。
- 口が開けにくくなったもしくは開かない。
- 口を大きく開けたり、強く噛みしめると頬あたりが痛い。
顎関節の治療方法についてはこちら
顎関節症の症状が軽度であれば、スプリントと呼ばれるマウスピースを作製し、お口に装着してもらう治療や噛み合わせの調整をします。 症状が進行しており、口が非常に開けにくい、または開かないなどの重度になってくると、必要に応じて総合病院などの専門機関を紹介させていただきます。
入れ歯
入れ歯は、歯を失ってしまった場合に補うための方法です。1〜数本を失った場合にも、また、全部の歯を失った場合にも用いることができる方法です。 一言に入れ歯といっても、使用する材料や作製する方法により、噛みやすさ重視の入れ歯・審美性重視の入れ歯・薄さ重視の入れ歯などを作ることができます。
歯科検診(デンタルドック)
虫歯や歯周病などお口の中の病気は、初期の段階では症状がないことがほとんどです。症状が現れた時には、中程度もしくは重度の段階まで進行していることがあります。定期的な歯科検診では、ご自身が病気を自覚される前に早期に発見することを目的としています。お口の中の健康を保っていただくため、当院では、早期発見早期治療を心掛けております。
【歯科検診の内容は?】
まずは、お口の中の状態を歯科医師が確認します。この際、歯科医師は虫歯がないか、歯ぐきの状態はどうか、歯並びや噛み合わせに問題がないか、口の中の粘膜に異常はないか、などあらゆる事を確認します。
次に必要があれば、レントゲン写真やお口の中の写真を撮影したり、お口の中の型取りをして模型を作製したりします。
全ての検査が終わった後、お口の中状態をご説明し終了となります。
所要時間:30〜50分
詰め物が取れた
以前に治療をしたコンポジットレジン(白い詰め物)や金属・セラミック等の被せが取れる原因はいくつかあります。
- 以前に治療した部位が歯と詰め物の間から再度虫歯になり、詰め物を支えている歯がもろくなってしまった場合。
この場合は虫歯の処置が必要になります。治療回数は虫歯の大きさにより異なります。詳しくは虫歯の治療方法をご覧下さい。
虫歯の治療法についてはこちら
- 白い詰め物や被せの一部分が割れてしまい、取れた場合。 再度白い詰め物や被せをやりかえる必要があります。通常治療回数は1〜2回です。
- 詰め物や被せが、治療した直後より合っていなかった、または装着後に劣化や変形してしまい取れた場合。 この場合、そのまま再度装着したとしても再度取れるリスクが高いです。やり変えることをお勧めします。
銀歯を白くしたい
部分的な銀歯や全体的な銀歯を、元々のご自身の歯と同じく白くしたいとお考えの方は非常に多くおられます。審美的な面のみならず、近年では金属アレルギーを発症する可能性があるという健康面からのリスクも危惧されております。
銀歯を白くする場合には、まず、銀歯を外し、
- コンポジットレジン(白いプラスチック)にて修復する
- セラミックの部分的な被せ、もしくは全体的な被せを装着する
という方法が考えられます。
当院では、各々の方法のメリット・デメリットを熟知しておりますので、お口の中の状況を確認し、検討した後、お一人お一人にあった方法を提案致します。
歯を白くしたい
歯を白くするための方法は、数多く存在します。歯の色が悪い原因を特定し、また、患者様の理想とされる歯の白さをお聞きすることにより、数多くの治療方法の中から最善の方法を提案致します。
主な治療方法
- クリーニングにより、歯の表面の着色を落とし白くする方法
タバコのヤニやコーヒー・紅茶・赤ワイン等による色素の沈着を落とし、ご自身の元々の歯の白さに戻す場合に行います。詳しくは歯のクリーニングをご覧ください。 - ホワイトニングにより、歯を白くする方法
歯の表面ではなく、歯の内部から漂白することにより歯を白くします。元々のご自身の歯の白さより歯をさらに白くしたい場合に用います。
- 歯の被せにより、歯を白くする方法
現在被っている被せの色が気になる場合に、新たに白い被せ物を作り被せます。また、極端に歯を白くしたい場合などに、歯の表面を最小限に削り、セラミックのシェルを貼り付ける方法などがあります。
歯ブラシをすると血が出る
歯ブラシをすると血が出る原因は、主に二つあります。
-
歯周病になっている場合
歯周病により、歯ぐきから血が出ることがあります。放っておくと歯周病が進行し、様々なトラブルを引き起こすことがあります。
-
間違ったブラッシングにより歯ぐきが傷ついてしまった場合
歯ぐきは非常にデリケートな部分です。誤ったブラッシングは歯ぐきを傷つけ、出血の原因となります。
お口の中は一人一人違いますので、一人一人ブラッシングの仕方は異なります。
当院では正しいブラッシングの仕方を説明させていただいておりますので、お気軽にお尋ね下さい。
歯がグラグラする
以前はグラグラしていなかった歯が最近急に揺れてきたなどの原因は、歯を支える組織や骨がへってしまい、歯を支えられなくなってきていることがほとんどです。その主な原因は歯周病です。まずは原因をしっかりと確かめ、適切な治療を行っていくことが重要となってきます。
無痛治療 堺筋本町の歯医者
本町船場歯科クリニック
TEL 06-6484-6099
住所 :大阪市中央区北久宝寺町3丁目1-6
船場ミッドキューブ1F
最寄駅:大阪市営地下鉄御堂筋線 本町
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